間取り・住宅設備

ファミリークローゼットは何畳必要?広さ・位置で後悔しないコツ

本記事はプロモーション(PR広告)を含みます。

注文住宅の間取りを考えていると、

「ファミリークローゼットは何畳あれば足りる?」

「2畳だと狭い?」

「3畳・4畳まで取る必要がある?」

「ランドリールームの隣と玄関近くならどっちが便利?」

と迷う方も多いでしょう。

ファミリークローゼットとは、家族全員の衣類や荷物をまとめて収納する共用収納です。個室ごとに衣類を運ぶ必要を減らし、配置によっては洗濯や身支度の動線を短くできるメリットがあります。

ただし、

「ファミリークローゼットを作れば家事が楽になる」

とは限りません。

広さだけを優先すると、LDK・洗面室・居室などが狭くなる可能性があります。

また、

  • 洗濯する場所から遠い
  • 家族が朝に集中して混雑する
  • 通路ばかりで収納量が少ない
  • 湿気がこもる
  • 思春期の子どもが使わなくなる

といった失敗も考えられます。

ファミリークローゼットで大切なのは、

何畳あるかより、「誰が・何を・いつ・どこから収納するか」を先に決めること

です。

この記事では、ファミリークローゼットに必要な広さ、2畳・3畳・4畳の考え方、ウォークインとウォークスルーの違い、ランドリールーム・洗面所・玄関との位置関係、収納量を増やすコツまで詳しく解説します。

この記事のポイント

  • ファミリークローゼットは家族共用の収納
  • 広さに絶対的な正解はない
  • 家族人数だけでなく収納する物の量で決める
  • 2畳でも収納物を限定すれば使える
  • 3畳前後なら家族収納として検討しやすい
  • 4畳以上なら収納量を増やしやすい
  • 広くしすぎると他の部屋が狭くなる
  • ウォークインは収納力を確保しやすい
  • ウォークスルーは動線を短くしやすい
  • ウォークスルーは通路分だけ収納壁面が減りやすい
  • 洗う・干す・しまうを近づけると家事が楽になる
  • 玄関近くなら帰宅動線を作りやすい
  • 洗面・ランドリー近くは湿気対策が必要
  • 家族が同時利用する場合は通路幅を確認する
  • ハンガー収納中心にすると畳む作業を減らせる
  • 家族ごとに収納場所を分ける
  • ゴールデンゾーンを日常着に使う
  • 季節物まですべて入れる必要はない
  • 子どもの成長後も考える
  • 収納量より生活動線から決める

結論|ファミリークローゼットは「3畳なら正解」ではない

最初に結論です。

ファミリークローゼットには、

「○人家族なら必ず○畳」

という絶対的な基準はありません。

実際、住宅関連企業が示す目安にも幅があります。

パナソニック ホームズでは、4人家族の場合は最低でも3帖程度、季節用品まで収納する場合には4.5~6帖程度を一つの目安として紹介しています。

一方、DAIKENでは、4人家族のファミリークローゼットについて4畳以上を見積もる考え方を紹介しています。

つまり、

家族人数だけで広さを決めるのではなく、収納内容と使い方で決める

のが正解です。

例えば同じ4人家族でも、

A家庭

日常着だけ収納
季節物は各個室
布団は別収納

なら比較的小さくできます。

B家庭

家族全員の服
コート
バッグ
季節物
スーツケース
学校用品

まで収納するなら、より大きなスペースが必要です。

まず「何を収納するか」を決めてから広さを決めましょう。

ファミリークローゼットとは?

ファミリークローゼットは、

家族全員の衣類や荷物をまとめて収納する共用クローゼット

です。

「ファミクロ」

「ファミリークローク」

と呼ばれることもあります。

個室のクローゼットとの違い

一般的なクローゼットは、

夫婦寝室

子ども部屋

など個室ごとに設置します。

一方ファミリークローゼットは、

家族共用スペース

に設けることが多いのが特徴です。

洗濯物を各部屋へ運ばなくてよい

従来型なら、

洗濯する

干す

取り込む

夫婦寝室へ運ぶ

子ども部屋へ運ぶ

となります。

ファミリークローゼットなら、

洗う

干す

ファミリークローゼットへ収納

とできる間取りがあります。

ランドリールームに隣接させることで「洗う→干す→しまう」を近い範囲で完結させる実例も紹介されています。

【関連記事:室内干しスペースはどこがいい?注文住宅で後悔しない場所と広さ

ファミリークローゼットのメリット

洗濯物を片付けやすい

最大のメリットの一つです。

家族全員分を一か所へ収納できれば、

各個室を回って洗濯物を片付ける

作業を減らせます。

リビングへ服やバッグが散らかりにくい

ファミリークローゼットへ、

  • 上着
  • バッグ
  • 通勤用品
  • ランドセル
  • 学用品

などを収納する方法もあります。

パナソニック ホームズでも、家族の衣類や荷物だけでなく、ランドセルなどの置き場として利用できる例を紹介しています。

朝の身支度をまとめやすい

バッグ

学校用品

などを一か所へまとめれば、

朝の準備動線を短縮できます。

帰宅動線を作れる

玄関近くに設置すれば、

帰宅

上着を脱ぐ

バッグを置く

手洗い

リビング

という動線を作れます。

玄関・洗面・ファミリークローゼット・リビングを回遊できる実例もあります。

個室をすっきりさせやすい

衣類収納を集約すれば、各個室の大型クローゼットを小さくできる場合があります。

ただし、

個室収納を完全になくすかどうかは慎重に考える

必要があります。

ファミリークローゼットのデメリット

便利な一方、デメリットもあります。

広い面積が必要

3畳・4畳のファミリークローゼットを作れば、その面積は他の部屋には使えません。

例えば、

ファミリークローゼット4畳

を優先して、

リビング

子ども部屋

洗面室

が狭くなれば、本末転倒になる場合があります。

朝に混雑する

家族全員が同じ場所で着替える場合、

出勤

登校

の時間帯に集中します。

DAIKENも、朝は利用時間が重なり混雑しやすいため、着替えまで行うなら広さや収納配置への配慮が必要としています。

プライバシーの問題

小さい子どものうちは家族共用で問題なくても、

中学生

高校生

になると、

「自分の服を自分の部屋へ置きたい」

「家族と同じ場所で着替えたくない」

となる可能性があります。

思春期の子どもが共用収納や共用の着替え場所を嫌がる可能性も指摘されています。

湿気がこもる可能性

特に、

洗面所

脱衣所

ランドリールーム

近くは湿気対策が重要です。

換気・除湿を十分に考えないと、衣類のカビやニオイにつながる可能性があります。

ファミリークローゼットは何畳必要?

ここから広さを具体的に考えます。

重要なのは、

畳数だけでは収納力を判断できない

ことです。

同じ3畳でも、

  • 出入口1か所
  • 出入口2か所
  • 窓あり
  • 窓なし
  • 収納壁面1面
  • 収納壁面3面

で収納できる量が変わります。

2畳のファミリークローゼット

2畳でもファミリークローゼットは作れます。

ただし、

家族全員の衣類をすべて収納する

には不足する可能性があります。

2畳が向いているケース

  • 日常着だけ収納する
  • コートだけ収納する
  • バッグ・学校用品中心
  • 各個室にもクローゼットがある
  • 夫婦2人
  • 子どもが小さい

などです。

通路を取りすぎない

2畳程度なら、

ウォークスルー

にすると通路面積の割合が大きくなる可能性があります。

収納力重視ならウォークイン型も比較してください。

3畳のファミリークローゼット

3畳前後になると、

家族共用収納

として計画しやすくなります。

パナソニック ホームズでは4人家族のファミリークローゼットについて、最低でも3帖程度を一つの目安としています。

ただし、

「3畳あれば4人家族すべての物が入る」

という意味ではありません。

3畳で確認したいこと

  • ハンガー服の量
  • 畳む服の量
  • バッグ
  • 布団
  • 季節物
  • スーツケース
  • 学校用品

を洗い出します。

4畳のファミリークローゼット

4畳程度確保できれば、

ハンガー収納

棚収納

引き出し収納

などを組み合わせやすくなります。

DAIKENでは4人家族の場合、4畳以上を一つの目安として紹介しています。

4畳でも広すぎる家庭はある

例えば、

夫婦2人

衣類少なめ

各個室収納あり

なら、4畳をファミリークローゼットへ使うより、

書斎

ランドリー

リビング

を広くした方が満足度が高い可能性があります。

4.5~6畳は必要?

季節用品までまとめたり、

  • 着替え
  • アイロン
  • 洗濯物を畳む
  • 大型荷物収納

など多目的に使用する場合、より広いファミリークローゼットを検討できます。

パナソニック ホームズでは、4人家族で季節物なども収納するケースでは4.5~6帖程度を目安の一例としています。

ただし6畳あれば、

一部屋分の面積

です。

本当にファミリークローゼットへ6畳必要か確認してください。

広さより「収納壁面」を見る

同じ3畳でも、

パターンA

収納壁面3面

パターンB

収納壁面1面+通路+出入口2つ

なら、Aの方が収納量を確保しやすい場合があります。

そのため図面では、

「3畳」

という数字だけでなく、

何メートルの収納壁面が取れるか

まで確認しましょう。

ウォークインとウォークスルーの違い

ファミリークローゼットは大きく、

ウォークイン型

ウォークスルー型

に分けられます。

ウォークイン型

出入口が基本的に1か所です。

メリット

  • 収納壁面を多く取りやすい
  • 収納量を確保しやすい
  • 個室のように使いやすい
  • 着替えスペースにもできる

デメリット

  • 通り抜けできない
  • 朝に家族が集中すると混雑しやすい
  • 動線によっては行き止まりになる

ウォークスルー型

出入口が2か所以上あり、

クローゼットの中を通り抜けられる

タイプです。

メリット

  • 回遊動線を作れる
  • 洗濯動線を短くしやすい
  • 帰宅動線へ組み込みやすい
  • 複数方向からアクセスできる

デメリット

通路として使う面積が必要になるため、

ウォークインより収納壁面が減りやすい

点があります。

「回遊できる=便利」ではない

例えば、

ランドリー

ファミリークローゼット

洗面

廊下

と回遊できても、

片方の入口しかほとんど使わない

なら、その入口を収納壁面にした方が収納量を増やせます。

【関連記事:回遊動線は後悔する?注文住宅で失敗しない間取りの作り方

ファミリークローゼットはどこに作る?

広さと同じくらい重要なのが、

位置

です。

おすすめ位置は家庭によって違います。

ランドリールームの隣

家事効率を優先するなら非常に相性が良い配置です。

洗う

干す

取り込む

収納する

を短い距離で完結できます。

実際、ランドリールームとファミリークローゼットを隣接させ、「洗う→干す→しまう」を近い場所で完結させた実例があります。

畳む作業そのものを減らす

さらに、

室内干し

乾く

ハンガーのままファミリークローゼット

とすれば、畳む衣類を減らせます。

LIXILの実例でも、ランドリールーム隣のファミリークローゼットをハンガー中心にし、洗濯動線を短縮しています。

【関連記事:室内干しスペースはどこがいい?注文住宅で後悔しない場所と広さ

洗面所・脱衣所の近く

着替えをファミリークローゼットへまとめるなら便利です。

入浴

着替える

洗濯かご

という動線を短くできます。

湿気対策は必須

洗面・ランドリー近くは湿気が多くなりやすいため、

  • 換気
  • 除湿
  • 通気
  • 建具

まで確認してください。

DAIKENも、ランドリーや洗面近くへ配置する場合は湿気対策が重要としています。

玄関の近く

帰宅動線を重視するなら便利です。

帰宅

コートを掛ける

バッグを置く

着替える

リビング

とできます。

玄関近くなら、外出着やバッグをリビングへ持ち込みにくくする効果も期待できます。

リビングの近く

家族全員がアクセスしやすいメリットがあります。

特に、

  • ランドセル
  • 通勤バッグ
  • 普段着
  • 上着

など日常的に使う物の収納に向いています。

リビングにファミリークローゼットを配置した実例もあります。

1階と2階どっち?

これも生活によります。

1階向き

  • 洗濯が1階
  • 洗面・浴室が1階
  • 玄関から着替えたい
  • 1階中心に生活する

家庭です。

2階向き

  • 洗濯・物干しが2階
  • 寝室・子ども部屋が2階
  • バルコニー干し中心

なら2階も候補です。

洗濯場所と同じ階が基本

特に確認したいのは、

洗濯物を持って階段を上下する必要がないか

です。

例えば、

洗濯機1階

室内干し2階

ファミリークローゼット1階

では移動量が増えます。

洗濯動線を最優先するなら

理想的な流れの一例は、

洗濯機

室内干し

ファミリークローゼット

です。

この3つを近づけると家事負担を減らしやすくなります。

家事室と組み合わせる方法

ランドリーや家事室に、

  • 洗濯機
  • 物干し
  • アイロン
  • 畳み台

を設け、その隣をファミリークローゼットにする方法もあります。

【関連記事:家事室は必要?注文住宅で後悔しない間取り・広さ・使い方

通路幅はどのくらい必要?

ファミリークローゼット内部では、

服を掛けるスペース+人が通るスペース

が必要です。

DAIKENではウォークインクローゼットについて、一人が行き来する通路なら60~70cm程度、2人以上ですれ違うことを考える場合は80~90cm以上を検討する目安を紹介しています。

ただし、

  • 体格
  • ハンガー
  • 収納ケース
  • 着替え
  • 家族人数

によって必要寸法は変わります。

朝2人で使うなら広めに

夫婦

兄弟

などが同時に使うなら、

収納扉や引き出しを開けた状態

も確認しましょう。

ハンガー収納を増やす

ファミリークローゼットの家事時短効果を高めたいなら、

ハンガー収納中心

もおすすめです。

干す

乾く

そのまま掛ける

とできます。

畳む服だけ引き出しへ

例えば、

ハンガー

  • シャツ
  • 制服
  • ワンピース
  • アウター

引き出し

  • 下着
  • 靴下
  • パジャマ

と分けます。

家族ごとにゾーンを分ける

ファミリークローゼットは、

「全部まとめて収納」

すると探しにくくなる場合があります。

中央

子ども

など家族ごとに分けると管理しやすくなります。

子ども自身が片付けられる高さにする

子どもの服やバッグを、

大人しか届かない場所

へ置くと、自分で片付けられません。

成長に合わせて棚位置を変えられる収納も便利です。

季節物は別収納でもいい

ファミリークローゼットへ、

家族の所有物すべて

を入れる必要はありません。

日常品を優先する

おすすめなのは、

毎日使う物

を使いやすい高さへ置くことです。

季節外の衣類

旅行用品

布団

などは別収納へ移す方法もあります。

リビング収納と役割を分ける

ファミリークローゼットへ何でも集めるのではなく、

ファミリークローゼット

衣類・バッグ

リビング収納

書類・文房具・日用品

など役割を分ける方法もあります。

【関連記事:リビング収納は必要?注文住宅で後悔しない位置・奥行き・中身

湿気・カビ対策

ファミリークローゼットは大量の衣類を収納するため、湿気対策は重要です。

換気を考える

特に、

ランドリー

脱衣所

浴室

に近い場合は確認してください。

DAIKENでは換気扇や調湿建材などを湿気対策の選択肢として紹介しています。

洗濯物が乾ききる前に収納しない

半乾きの衣類をそのまま大量に収納すると、

湿気

ニオイ

の原因になります。

窓は必要?

窓があれば換気しやすくなる一方、

窓を作る場所は収納壁面として使えなくなります。

また日射による衣類への影響も考える必要があります。

換気方法は窓だけではないため、住宅会社と検討してください。

扉は必要?

ウォークイン型では、

引き戸

折れ戸

扉なし

などがあります。

DAIKENでは、引き戸やロールスクリーン、扉を設けない方法なども紹介しています。

扉なしのメリット

  • 開閉不要
  • 動線がスムーズ
  • 通気を取りやすい

デメリット

  • 中が見える
  • ニオイが移りやすい場合がある
  • 冷暖房効率へ影響する場合がある

間取りに合わせて判断してください。

ファミリークローゼットで後悔しやすい例

1.広さだけ決めた

「4畳あれば十分」

と考えたものの、

出入口2つ

通路

で収納壁面が少ないケースです。

2.洗濯場所から遠い

洗濯物を毎日長距離運ぶなら、家事時短効果が小さくなります。

3.ウォークスルーにしたが片方を使わない

使わない出入口のために収納壁面を失うケースです。

4.朝に混雑する

家族4人が同じ時間に着替えると使いにくくなることがあります。

5.収納量が足りない

家族が増える

子どもが成長する

ことで衣類量が増えます。

6.広すぎた

ファミリークローゼットを大きくしすぎて、

LDK

洗面

子ども部屋

が狭くなるケースです。

7.湿気がこもる

ランドリー隣接でも換気計画が不足しているケースです。

8.子どもが使わなくなった

成長すると自室収納を希望する場合があります。

9.何でも収納して散らかる

収納ルールがなく、

衣類

書類

おもちゃ

家電

段ボール

が混在するケースです。

10.ハンガーパイプが足りない

実際の衣類量を測らずに設計すると、服が入りきらない可能性があります。

ファミリークローゼットを決める5ステップ

ステップ1|収納する物を書き出す

衣類だけなのか、

バッグ

学校用品

季節物

まで入れるのか決めます。

ステップ2|現在の衣類量を測る

現在使用している、

クローゼット幅

ハンガー本数

収納ケース数

を測ります。

ステップ3|生活動線を決める

重視するのが、

洗濯動線

なのか、

帰宅動線

なのか決めます。

ステップ4|ウォークイン・ウォークスルーを比較

収納力と回遊性を比較します。

ステップ5|図面へ実際の収納を書き込む

「3畳ファミクロ」

だけではなく、

  • ハンガーパイプ
  • 引き出し
  • 通路

まで図面に入れます。

ファミリークローゼットチェックリスト

収納量

  • ☐ 家族全員の現在の衣類量を確認した
  • ☐ ハンガーに掛けて収納する衣類の量を確認した
  • ☐ 畳んで収納する衣類の量を確認した
  • ☐ バッグ・帽子・小物などの収納場所を決めた
  • ☐ 季節外の衣類や季節用品を収納するか決めた
  • ☐ ランドセル・通学用品などの学校用品を収納するか決めた
  • ☐ スーツケースや大型荷物を収納するか決めた

広さ

  • ☐ 2畳・3畳・4畳など複数の広さを比較した
  • ☐ 畳数だけでなく実際に使える収納壁面の長さを確認した
  • ☐ ハンガー収納を設置した状態で十分な通路幅を確保できるか確認した
  • ☐ 収納ケースや引き出しを開けても通行できるか確認した
  • ☐ 家族2人以上が同時に利用しても動きにくくならないか確認した
  • ☐ クローゼット内で着替える場合のスペースを確保した
  • ☐ ファミリークローゼットを広くしたことで他の部屋が狭くなりすぎていないか確認した

動線

  • ☐ 洗濯機からファミリークローゼットまでの移動距離を確認した
  • ☐ 室内干しスペースから衣類を収納しやすい動線か確認した
  • ☐ 洗面所・脱衣所から着替えを取りに行きやすいか確認した
  • ☐ 玄関から上着やバッグを収納しやすい帰宅動線か確認した
  • ☐ ファミリークローゼットからリビングへ移動しやすいか確認した
  • ☐ 洗濯物を運ぶための階段移動が増えないか確認した
  • ☐ 「洗う→干す→しまう」の動線を図面上で確認した
  • ☐ ウォークスルー型にする場合は両方の出入口を日常的に使うか確認した

収納内部

  • ☐ 家族ごとに収納する場所を分けた
  • ☐ 現在の衣類量に合ったハンガーパイプの長さを確保した
  • ☐ 棚の高さ・奥行き・段数を確認した
  • ☐ 使用頻度の高い衣類を取り出しやすい高さへ収納できるか確認した
  • ☐ 子どもが自分で服や荷物を出し入れできる高さにした
  • ☐ 収納ケースを置く場合は幅・奥行き・高さを確認した
  • ☐ 将来衣類や荷物が増えても対応できる余裕を確認した

湿気・換気

  • ☐ ファミリークローゼット内の換気方法を確認した
  • ☐ 洗面所・脱衣所・ランドリールームなど水まわりとの位置関係を確認した
  • ☐ 必要に応じて除湿機などを使用できる場所を確保した
  • ☐ 除湿機を使用する場合のコンセント位置を確認した
  • ☐ 洗濯物を十分に乾燥させてから収納できる動線にした
  • ☐ 衣類や収納ケースを詰め込みすぎず通気を確保できるか確認した

将来

  • ☐ 子どもが成長した後の衣類量や使い方も想定した
  • ☐ 子どもが自室で着替えるようになった場合も考えた
  • ☐ 寝室や子ども部屋にも最低限の個室収納が必要か確認した
  • ☐ 家族構成が変化しても使いやすい収納計画か確認した
  • ☐ 将来ファミリークローゼットを別の収納や用途へ変更できるか考えた
  • ☐ 年齢を重ねても衣類を出し入れしやすい配置か確認した

よくある質問

ファミリークローゼットとは?

家族全員分の衣類や荷物をまとめて収納する共用クローゼットです。

ファミリークローゼットは何畳必要?

家族人数・衣類量・収納物によって異なります。

パナソニック ホームズでは4人家族で最低3帖程度、季節物まで収納する場合4.5~6帖程度を一例として紹介しています。DAIKENでは4人家族で4畳以上を目安の一例としています。

数字は絶対的な基準ではなく、収納内容から決めてください。

2畳では狭い?

収納内容を限定すれば利用できます。

日常着やバッグなどを中心に収納し、個室収納と併用する方法があります。

3畳なら4人家族でも大丈夫?

衣類量によります。

3畳という数字だけでなく、ハンガーパイプの長さ・棚・通路・出入口の位置まで確認してください。

4畳なら十分?

家族によります。

衣類が多い家庭では不足する可能性もあれば、収納量が少ない家庭では広すぎる場合もあります。

ウォークインとウォークスルーどっちがいい?

収納力を優先するならウォークイン、動線を優先するならウォークスルーが候補です。

ウォークスルーは出入口が複数あるため回遊しやすい一方、通路分だけ収納スペースが減りやすい特徴があります。

ランドリールームの隣がいい?

洗濯動線を重視する家庭には相性の良い配置です。

ランドリーとファミリークローゼットを隣接させれば「洗う→干す→しまう」の移動を短くできます。

玄関近くは便利?

帰宅後すぐ上着やバッグを収納したい家庭には便利です。

1階と2階どっちがいい?

洗濯・着替え・帰宅動線によります。

日常の家事が1階中心なら1階、洗濯や寝室が2階中心なら2階も候補です。

ファミリークローゼット内で着替えてもいい?

十分なスペースとプライバシーを確保できれば可能です。

ただし家族の利用時間が重なると混雑する可能性があります。

子ども部屋のクローゼットは不要?

完全になくすかは慎重に判断してください。

子どもの成長後に、自分の衣類を自室へ置きたいと感じる可能性があります。

ハンガー収納中心がいい?

洗濯物を干したハンガーのまま収納できるため、畳む作業を減らしやすくなります。

湿気対策は必要?

必要です。

特にランドリー・洗面・脱衣所近くでは、換気・除湿・通気を確認してください。

窓は必要?

必須ではありません。

収納壁面とのバランスや換気計画を住宅会社と確認してください。

回遊動線にした方がいい?

必ずしも必要ではありません。

実際に両方の出入口を使うか確認してください。

【関連記事:回遊動線は後悔する?注文住宅で失敗しない間取りの作り方

まとめ|ファミリークローゼットは「何畳」より洗濯・着替え動線で決める

ファミリークローゼットは、

家族全員の衣類・荷物をまとめて収納する共用収納

です。

上手に配置すれば、

洗濯

干す

収納

という家事動線を短くしたり、

帰宅

上着・バッグ収納

手洗い

リビング

という生活動線を作ったりできます。

一方で、

「4人家族だから3畳」

「SNSで4畳が人気だから4畳」

という決め方はおすすめできません。

ファミリークローゼットの必要面積は、

  • 家族人数
  • 衣類量
  • 収納物
  • ハンガー収納量
  • 着替えるか
  • ウォークインかウォークスルーか

によって変わります。

住宅関連企業が示す目安にも、4人家族で3帖程度から4畳以上など幅があります。

つまり、

畳数だけでは決められません。

おすすめの順番は、

  1. 家族の衣類量を確認する
  2. ファミクロへ収納する物を決める
  3. 洗濯動線を確認する
  4. 帰宅動線を確認する
  5. ウォークイン・ウォークスルーを比較する
  6. 必要な収納壁面を決める
  7. 通路幅を確保する
  8. 最後に必要な畳数を決める

です。

特に家事時短を目的にするなら、

ランドリールームとファミリークローゼットを近づける

ことを検討してください。

ランドリーに隣接させれば、「洗う→干す→しまう」を短い範囲で完結できる間取りを作れます。

また、ウォークスルー型は回遊動線を作りやすい一方で、

出入口と通路が増える分、収納壁面が減りやすい

点も忘れないでください。

注文住宅で優先したいのは、

大きなファミリークローゼット

ではなく、

毎日の洗濯・着替え・外出・帰宅が楽になるファミリークローゼット

です。

現在使っているクローゼットの衣類量を実際に測り、家族の一日の動きを図面上で確認してから広さと位置を決めると、後悔を防ぎやすくなります。

※ファミリークローゼットに必要な広さは、家族人数だけではなく衣類量、収納する物、棚・ハンガーパイプの配置、通路幅、出入口数などによって変わります。記事内の畳数や通路幅は計画時の目安として扱い、最終的には現在の収納量を測ったうえで住宅会社・設計担当者と確認してください。

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