ハウスメーカーを断るには?見積もり後・契約前の断り方と例文

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注文住宅を建てるために複数のハウスメーカーや工務店を比較していると、最終的には契約しない住宅会社を断らなければなりません。

しかし、何度も打ち合わせをして間取りや見積もりを作ってもらうと、「ここまで対応してもらったのに断りにくい」「営業担当者に申し訳ない」「理由を細かく説明しないと失礼なのでは?」と悩む方も多いでしょう。

住宅会社の比較では、価格だけではなく性能・設計・保証・施工体制など複数の条件を見ることが重要です。当サイト家づくりスタートガイドでも、ハウスメーカーと工務店は特徴が異なるため、自分たちの優先条件を整理して比較することをおすすめしています。

比較した結果、他社の方が自分たちに合っていると判断したのであれば、必要以上に申し訳なく感じる必要はありません。

ただし、曖昧な返事を続けると営業担当者から連絡が続いたり、断るタイミングが遅れて双方の負担が増えたりします。

この記事では、ハウスメーカーを断るタイミング、電話・メール・LINEでの伝え方、見積もり後・間取り提案後・住宅展示場見学後など場面別の例文、断りにくいときの対処法まで詳しく解説します。

この記事のポイント

  • 契約しないと決めたら早めに断る
  • 長い理由を説明する必要はない
  • 他社に決めたことを明確に伝える
  • 「今回は見送ります」と結論を先に伝える
  • 連絡方法はメールでも電話でもよい
  • 営業担当者を批判する必要はない
  • 値引き交渉を続けるつもりがないなら曖昧にしない
  • 仮契約・申込み済みなら契約内容を先に確認する
  • 申込金を払っている場合は返金条件を確認する
  • 契約後の解除は単なる「お断り」とは分けて考える

結論|他社に決めたら短く明確に断る

ハウスメーカーを断るときに最も大切なのは、

「検討を続けているような曖昧な伝え方をしないこと」

です。

例えば、

「家族でもう少し考えます」

「またこちらから連絡します」

「今は忙しいので少し待ってください」

という伝え方では、営業担当者からすると、

まだ契約の可能性がある顧客

に見えます。

すでに他社へ決めたのであれば、

これまでご提案いただきありがとうございました。家族で検討した結果、今回は別の住宅会社へお願いすることに決めましたので、御社での検討を終了させていただきます。

これだけでも十分です。

理由を聞かれたら、

価格だけではなく、間取り・性能・保証などを総合的に比較して決めました。

と伝えればよいでしょう。

住宅会社は複数社を比較したうえで絞り込むことが重要です。既存記事でも、条件をそろえて複数社を比較し、最終的に自分たちに合う会社を選ぶ考え方を紹介しています。

ハウスメーカーを断っても大丈夫?

住宅会社から、

  • 展示場を案内してもらった
  • 土地を探してもらった
  • 間取りを作ってもらった
  • 見積もりを作ってもらった
  • 何度も打ち合わせをした

という状況になると、断ることに罪悪感を持ちやすくなります。

しかし、住宅会社選びは最終的に1社へ絞る必要があります。

複数社を比較すれば、契約しない会社が出るのは自然なことです。

重要なのは、断ることそのものより、

  • 契約する気がないのに商談を続ける
  • 連絡を無視する
  • 約束した打ち合わせへ無断で行かない
  • 値引きだけ引き出して放置する

といった対応を避けることです。

契約しないと決めたら、早めに伝える方がお互いにとって分かりやすくなります。

いつ断ればいい?

断るタイミングに全国共通の正解があるわけではありません。

基本的には、

「その住宅会社へ依頼しないと決めた時点」

で伝えればよいでしょう。

資料請求しただけ

資料を請求しただけで、具体的な商談へ進んでいない場合です。

営業電話やメールが続くなら、

現在は他社を中心に検討することになりましたので、今後の営業連絡は不要です。

と伝えます。

住宅展示場を見学した後

展示場を見ただけでも、その後営業担当者から連絡が来る場合があります。

検討対象から外れたなら、その時点で断って構いません。

間取り提案を受けた後

プランまで作ってもらうと断りづらくなります。

しかし、間取りを比較した結果、

  • 希望と合わない
  • 予算を超える
  • 他社の提案がよい
  • 性能条件が合わない

と判断したのであれば、それも住宅会社選びの結果です。

感謝を伝えたうえで断りましょう。

見積もりをもらった後

比較するには見積もりが必要です。

見積もりを受け取ったからといって、その会社へ必ず依頼しなければならないわけではありません。

家づくりスタートガイドでも、住宅会社の見積もりは条件をそろえて比較する重要性を説明しています。

比較が終わったら、契約しない会社へ結果を伝えます。

契約直前

契約日まで決めていた場合でも、契約内容へ納得できないなら、そのまま進める必要はありません。

特に、

  • 総額が不明
  • 標準仕様が不明
  • 間取りが固まっていない
  • 追加費用が多そう
  • 保証内容に納得できない

といった状態では、契約前に再確認することが重要です。

既存記事でも、見積もりや仕様を十分確認せず契約すると追加費用につながりやすいことを解説しています。

断るのは電話・メールどちらがいい?

どちらでも構いません。

ただし、関係性や商談の進み具合によって使い分けると伝えやすくなります。

メールで断っても大丈夫?

問題ありません。

特に、

  • 資料請求した程度
  • 展示場を1回見ただけ
  • 営業電話が苦手
  • 明確に文章で伝えたい

という場合は、メールが使いやすいでしょう。

メールなら、

  • 伝え忘れが少ない
  • 感情的になりにくい
  • 記録が残る

というメリットがあります。

電話で断った方がよいケース

何度も打ち合わせをしている場合や、担当者との関係が深くなっている場合は、電話で伝える方法もあります。

例えば、

  • 5回以上打ち合わせした
  • 土地探しまで手伝ってもらった
  • 詳細な間取りを作ってもらった
  • 見積もりを何度も修正してもらった

という場合です。

ただし、電話で伝えなければ失礼というルールはありません。

電話が苦手ならメールでも構いません。

LINEで断ってもいい?

営業担当者と普段からLINEでやり取りしているなら、LINEで伝える方法もあります。

大切なのは手段より、

「今回は契約しない」という意思が明確に伝わること

です。

ハウスメーカーを断る基本例文

最も使いやすい形はこちらです。

シンプルな断り方

これまで丁寧にご提案いただき、ありがとうございました。家族で検討した結果、今回は別の住宅会社へお願いすることに決めましたので、御社での検討を終了させていただきます。これまでご対応いただき、本当にありがとうございました。

これなら、

  • 感謝
  • 結論
  • 今後は契約しない

が伝わります。

見積もり後に断る例文

お見積もりやプランをご提案いただき、ありがとうございました。家族で他社の提案も含めて検討した結果、今回は別の住宅会社へお願いすることに決めました。何度もご提案いただいた中で恐縮ですが、御社での検討は終了させていただきます。これまでありがとうございました。

価格を理由にしたい場合でも、

「高すぎます」

と強く言う必要はありません。

総予算を含めて比較した結果、今回は他社へお願いすることにしました。

程度で十分です。

間取り提案後に断る例文

間取りについて何度もご提案いただき、ありがとうございました。家族で検討した結果、最終的には他社の提案が私たちの希望により合っていると判断しました。今回は契約を見送らせていただきます。ご対応いただきありがとうございました。

相手の提案を否定するのではなく、

「自分たちには他社の方が合った」

という伝え方にすると角が立ちにくくなります。

住宅展示場見学後に断る例文

先日は住宅展示場で詳しくご説明いただき、ありがとうございました。その後、家族で検討した結果、今回は他社を中心に家づくりを進めることになりましたので、御社での検討は終了させていただきます。今後の営業連絡は不要です。ありがとうございました。

連絡自体を止めたい場合は、

「今後の営業連絡は不要です」

まで入れると明確です。

資料請求後に断る例文

資料をお送りいただきありがとうございました。検討した結果、現在は他社を中心に家づくりを進めることにしましたので、今後のお電話・メールでの営業連絡は不要です。ご対応ありがとうございました。

資料請求だけなら長文にする必要はありません。

電話で断るときの例

電話なら次のように簡潔に伝えます。

「これまでいろいろご提案いただきありがとうございました。家族で最終的に検討した結果、今回は別の住宅会社にお願いすることに決めました。ですので、御社での検討は終了させていただきます。」

理由を聞かれたら、

「予算、間取り、性能、保証などを総合的に比較した結果です。」

と答えれば十分です。

他社名を言う必要はある?

基本的には、無理に他社名を伝える必要はありません。

営業担当者から、

「ちなみにどちらの会社に決められましたか?」

と聞かれることがあります。

伝えても問題ないと思えば答えて構いませんが、言いたくなければ、

「家族の希望もありますので、会社名については控えさせてください。」

で十分です。

他社の金額を伝える必要はある?

これも必須ではありません。

断ったあとに、

「他社はいくらだったんですか?」

と聞かれることがあります。

値引き交渉を続けたいのであれば比較材料として伝える方法もあります。

しかし、すでに他社へ決めたのであれば、

「金額だけではなく総合的に判断しましたので、具体的な比較内容については控えさせてください。」

と答えて構いません。

断る理由はどこまで説明する?

細かく説明する必要はありません。

おすすめなのは、

「総合的に判断した」

という伝え方です。

例えば、

  • 予算
  • 間取り
  • 性能
  • デザイン
  • 保証
  • 施工体制
  • 担当者との相性
  • 土地提案

など、住宅会社選びには複数の要素があります。

家づくりスタートガイドの既存記事でも、ハウスメーカー・工務店選びでは価格だけでなく、性能・施工・保証などを比較することをおすすめしています。

そのため、

「総合的に比較した結果です」

という理由で問題ありません。

価格が理由の場合

予算オーバーなら、

ご提案内容は魅力的でしたが、最終的な総予算を考え、今回は別の住宅会社へお願いすることにしました。

と伝えます。

「高いから無理です」

より柔らかく伝えられます。

間取りが理由の場合

家族で比較した結果、他社の間取り提案が私たちの生活スタイルにより合っていると判断しました。

で十分です。

性能が理由の場合

断熱・耐震など、私たちが優先したい住宅性能を比較した結果、今回は別の会社へお願いすることにしました。

と伝えられます。

担当者との相性が理由の場合

ここは伝え方に注意しましょう。

営業担当者本人へ、

「あなたと合わないので断ります」

と直接言う必要はありません。

単純に、

家族で総合的に判断し、今回は他社へお願いすることにしました。

で構いません。

なお、「住宅会社自体は気に入っているが営業担当者だけが合わない」という場合は、会社そのものを断る前に担当変更を検討する選択肢もあります。

【関連記事:ハウスメーカーの営業担当が合わない?変更を頼む基準と伝え方

「もう少し値引きします」と言われたら

断ったあとに、

「あと100万円下げられます」

「上司と相談します」

「今日なら追加サービスできます」

などと言われる場合があります。

まだ比較を続けたいなら検討しても構いません。

しかし、すでに他社へ決めているなら、

ご提案ありがとうございます。ただ、価格だけで決めたわけではなく、家族で結論を出しましたので、今回は辞退させてください。

と伝えましょう。

既存記事でも、住宅会社の値引きは値引き額だけではなく、仕様を含めた最終総額で比較することが重要としています。

値引きされたから断れない?

値引きを提示されたからといって、その住宅会社を必ず選ばなければならないわけではありません。

ただし、

  • 契約書へ署名した
  • 建築申込書を提出した
  • 申込金を支払った

という段階なら話は別です。

単なる商談中なのか、すでに何らかの契約・申込みを行っているのかを確認してください。

仮契約している場合は注意

前回の第125記事でも解説したとおり、「仮契約」という名称だけで自由にキャンセルできると判断するのは危険です。

建築申込書などへ署名している場合は、

  • 解約条件
  • 申込金
  • 実費
  • 設計料

などを確認する必要があります。

【関連記事:注文住宅の仮契約とは?申込金・本契約との違いと注意点

仮契約や建築申込みをしている場合は、この記事で紹介している「営業担当者へのお断りメール」だけで済ませず、書類上の手続きも確認してください。

本契約後は「断る」ではなく契約解除

すでに工事請負契約を締結しているなら、

「他社にします」

と伝えるだけでは済みません。

契約解除に伴って、

  • 解約金
  • 設計費
  • 発注済み資材
  • 実施済み業務
  • その他損害

などの確認が必要になる場合があります。

【関連記事:注文住宅は契約後にキャンセルできる?解約金・申込金と注意点

この記事で扱うのは、主に契約前の住宅会社を断る方法です。

契約後は別問題として考えてください。

申込金を払っている場合

住宅会社へ申込金を払っている場合は、

「断りますので返してください」

だけでなく、申込書に記載された返金条件を確認します。

確認したいのは、

  • 全額返金か
  • 一部返金か
  • 実費控除があるか
  • 返金時期
  • 解約手続き

です。

前回第125記事とセットで確認すると分かりやすくなります。

営業担当者に申し訳なく感じる場合

住宅会社を断れない最大の理由の一つが、

「ここまでしてもらったから申し訳ない」

という気持ちです。

例えば、

  • 休日に土地を案内してもらった
  • 間取りを3回作り直してもらった
  • 資金計画を作ってもらった
  • 子どもの相手までしてもらった

という場合です。

感謝することは大切です。

しかし、

感謝と住宅会社選びは分けて考える

必要があります。

家は長期間暮らす大きな買い物です。

担当者への申し訳なさだけで数千万円規模の住宅会社を決める方が、後悔につながりやすくなります。

お礼を伝えれば十分

断る際には、

「丁寧に対応していただきありがとうございました」

「何度もプランを作っていただきありがとうございました」

と一言添えれば十分です。

過度なお詫びは必要ありません。

菓子折りは必要?

基本的に、住宅会社を断るためだけに菓子折りまで用意する必要はありません。

特別にお世話になり、自分がどうしてもお礼をしたい場合は別ですが、

断るためのマナーとして菓子折りが必須

というものではありません。

メールや電話で感謝を伝えれば十分です。

直接展示場へ行って断る必要はある?

これも必要ありません。

何度も打ち合わせをした担当者へ直接お礼を伝えたいなら訪問しても構いませんが、断るだけのために展示場へ行く必要はありません。

むしろ訪問すると、

  • 再提案
  • 値引き
  • 上司との面談
  • 再度の商談

へつながり、断りづらくなる場合があります。

すでに結論が出ているなら、電話やメールで十分です。

断ったのに営業電話が続く場合

はっきり断ったのに連絡が続く場合は、

以前お伝えしたとおり、御社での契約は検討しておりません。今後の営業電話・メール・訪問は不要です。連絡先から削除をお願いいたします。

と明確に伝えましょう。

「今は忙しい」

ではなく、

「契約を検討していない」

と伝えるのがポイントです。

自宅訪問を断りたい場合

営業担当者から、

「一度だけご挨拶に伺います」

と言われても、希望しないなら断って構いません。

お気遣いありがとうございます。ただ、すでに家族で結論を出しておりますので、ご訪問いただく必要はありません。

と伝えます。

上司と話してほしいと言われた場合

断ったあと、

「店長から説明させてください」

「上司と最後に話してください」

と言われることもあります。

まだ迷っているなら話を聞く選択肢もあります。

しかし、結論が変わらないなら、

ありがとうございます。ただ、すでに家族で決定しておりますので、追加のご説明は不要です。

と断って構いません。

他社に決めたと言いたくない場合

「他社に決めた」と言うと、

「どこの会社ですか?」

「金額はいくらですか?」

と聞かれそうで嫌な場合は、

家族で検討した結果、今回は御社での計画を見送ることにしました。

だけでも構いません。

ただし、

「まだ検討します」

とは言わないようにしましょう。

嘘の理由を作らなくてもいい

断りにくいからと、

  • 転勤が決まった
  • 家づくりをやめた
  • 親に反対された
  • ローンが通らなかった

など、本当ではない理由を作る必要はありません。

後から話が合わなくなったり、別の提案をされたりする可能性があります。

「他社を選んだ」「総合的に判断した」

だけで十分です。

断るときに言わない方がよい表現

「また考えます」

まだ可能性があるように伝わります。

「とりあえず保留で」

営業活動が続く可能性があります。

「もっと安くなれば考えます」

値引き交渉を継続する意思があるように見えます。

「妻が嫌だと言っています」

家族の一人を悪者にする必要はありません。

「営業担当者が嫌なので」

会社自体を断るなら、担当者を直接批判しなくても構いません。

断るときのおすすめフレーズ

迷ったら、次の3つを組み合わせます。

感謝

これまで丁寧にご提案いただき、ありがとうございました。

結論

家族で検討した結果、今回は別の住宅会社へお願いすることに決めました。

終了

そのため、御社での検討は終了させていただきます。

この3つだけで十分です。

断るのが苦手ならテンプレートを使う

営業担当者へ情が移ると、その場で話すほど断りにくくなります。

その場合は、文章で準備してからメールやLINEを送りましょう。

丁寧なメール例文

件名:住宅建築の検討について

○○様

これまで間取りや見積もりなど、丁寧にご提案いただきありがとうございました。

家族で各社の提案を比較し話し合った結果、今回は別の住宅会社へお願いすることに決めました。

何度もお時間をいただいた中で恐縮ですが、御社での検討は終了させていただきます。

これまで親身にご対応いただき、本当にありがとうございました。

営業連絡も止めたい場合の例文

これまでご対応いただきありがとうございました。家族で検討した結果、今回は他社へ依頼することに決めましたので、御社での検討は終了します。今後のお電話・メール・ご訪問などの営業連絡は不要です。これまでありがとうございました。

理由を聞かれたときの例文

価格だけではなく、間取り、住宅性能、保証、今後のメンテナンスなどを総合的に比較した結果です。特定の一点が悪かったということではなく、私たちの希望には他社の方が合っていると判断しました。

値引きを提案されたときの例文

ご提案ありがとうございます。ただ、価格だけで決めたわけではなく、家族ですでに結論を出しておりますので、今回は辞退させてください。

再度面談を求められたときの例文

お気遣いありがとうございます。ただ、すでに契約先を決めておりますので、追加のお打ち合わせは必要ありません。これまでありがとうございました。

強引な営業を断る例文

すでに御社で契約しないことを決定しております。今後の営業電話、メール、訪問は不要です。今後のご連絡はお控えいただきますようお願いいたします。

ハウスメーカーを断る前のチェックリスト

契約状況

  • 工事請負契約をしていない

  • 建築申込書を確認した

  • 仮契約の有無を確認した

  • 申込金の有無を確認した

  • 設計契約の有無を確認した

比較

  • 他社の見積もりを確認した

  • 建物総額を比較した

  • 間取りを比較した

  • 住宅性能を比較した

  • 標準仕様を比較した

  • 保証を比較した

  • アフターサービスを比較した

  • 施工体制を比較した

断るとき

  • 感謝を伝える

  • 結論を先に伝える

  • 曖昧な表現を使わない

  • 嘘の理由を作らない

  • 他社名を無理に伝えない

  • 他社金額を無理に伝えない

  • 営業終了を明確にする

申込み済みの場合

  • 返金条件を確認した

  • 実費を確認した

  • 解約方法を確認した

  • 書面で連絡した

  • 記録を保存した

ハウスメーカーを断る前に本当に確認したいこと

一度断った後で、

「やっぱりあちらの会社にすればよかった」

とならないため、最後に比較条件を整理します。

総額

本体価格だけではなく、

  • 付帯工事
  • オプション
  • 外構
  • 諸費用

まで確認します。

性能

  • 耐震
  • 断熱
  • 気密
  • 耐久性

など、自分たちが重視する性能を比較します。

間取り

面積だけでなく、

  • 家事動線
  • 収納
  • 採光
  • 生活動線

まで比較します。

保証

保証年数だけではなく、

  • 保証対象
  • 無償・有償
  • 点検条件
  • 延長条件

を確認します。

担当者

契約後も長期間やり取りするため、

  • 説明が分かりやすい
  • デメリットも説明する
  • 連絡が早い
  • 約束を守る

なども大切です。

【関連記事:ハウスメーカーの選び方|後悔しない比較ポイントと契約前の確認事項

断る会社にも最後まで丁寧に対応する

住宅会社を比較する目的は、

営業担当者に勝つことではなく、自分たちに合った家づくりのパートナーを選ぶこと

です。

断る住宅会社にも、

「ありがとうございました」

と伝えて終えれば十分です。

逆に、

  • 他社の悪口を言わせる
  • 値引きだけ何度も引き出す
  • 契約する気がないのに打ち合わせを続ける

といった比較方法はおすすめできません。

条件がそろった段階で冷静に判断しましょう。

よくある質問

ハウスメーカーはメールで断っても失礼ではありませんか?

メールでも構いません。

特に資料請求や数回程度の商談なら、感謝と契約しない意思を明確に伝えれば十分です。

何度も打ち合わせをしている場合は電話で伝える方法もありますが、必須ではありません。

見積もりを作ってもらった後でも断れますか?

契約前であれば、見積もりを比較して住宅会社を選ぶことは通常の検討プロセスです。

ただし、建築申込み・設計契約などを行っている場合は、その内容を確認してください。

間取りを無料で作ってもらったので断りづらいです

感謝を伝えたうえで断ればよいでしょう。

契約する気がなくなった後も打ち合わせを続けるより、早めに伝える方が双方の時間を無駄にしません。

断る理由は正直に全部言うべきですか?

細かく説明する必要はありません。

「家族で総合的に比較した結果、他社へお願いすることにしました」で十分です。

他社名を聞かれたら答える必要がありますか?

必須ではありません。

伝えたくなければ「会社名については控えさせてください」と答えて構いません。

他社の見積金額も言わなければいけませんか?

その必要はありません。

値引き交渉を継続するのでなければ、具体的な金額を伝えなくても問題ありません。

「もっと値引きします」と言われたらどうしますか?

まだ迷っているなら再検討できます。

すでに他社へ決めたなら、「価格だけでなく総合的に判断しました」と伝え、断りましょう。

営業担当者に悪い気がします

何度も対応してもらうと申し訳なく感じますが、最終的には1社へ絞る必要があります。

感謝を伝え、契約しないと決まった時点で早めに伝えることが大切です。

菓子折りを持って断りに行くべきですか?

通常は必要ありません。

電話・メールなどで丁寧に感謝を伝えれば十分です。

LINEで断ってもいいですか?

普段からLINEでやり取りしているなら利用できます。

「今回は契約しません」という結論が明確に伝わる文章にしましょう。

断ったのに電話が来ます

「検討は終了しており、今後の営業連絡は不要です」と明確に伝えてください。

「今は忙しい」といった理由では、後日再連絡される可能性があります。

自宅まで説明に行くと言われました

希望しないなら断って構いません。

「結論は変わりませんので、ご訪問いただく必要はありません」と伝えましょう。

店長と最後に話してほしいと言われました

まだ迷っているなら話を聞いてもよいですが、契約先が決まっているなら追加面談を断って構いません。

仮契約後でも同じ断り方でいいですか?

仮契約・建築申込みをしている場合は注意が必要です。

第125記事でも解説したとおり、書類の名称だけでは契約内容を判断できないため、申込金・解約条件などを確認してください。

本契約した後でもメールで断れますか?

工事請負契約後は、単なる商談のお断りとは異なります。

契約解除条件や費用を確認する必要があるため、第112記事(下記関連記事)を確認してください。

【関連記事:注文住宅は契約後にキャンセルできる?解約金・申込金と注意点

まとめ|ハウスメーカーは早めに明確に断る

注文住宅では複数の住宅会社を比較し、最終的に1社へ絞るため、契約しないハウスメーカーや工務店が出てくるのは自然なことです。

住宅会社選びでは価格だけではなく、性能・施工体制・保証・間取りなどを比較することが重要です。

比較した結果、別の住宅会社を選んだのであれば、必要以上に申し訳なく感じる必要はありません。

重要なポイントを整理します。

  • 契約しないと決めたら早めに伝える
  • 感謝を最初に伝える
  • 「今回は契約しない」と明確にする
  • 「また考えます」と曖昧にしない
  • メールでも電話でもよい
  • LINEでも普段の連絡手段なら利用できる
  • 長い理由を説明しなくてよい
  • 他社名を伝える必要はない
  • 他社の金額を伝える必要もない
  • 嘘の理由を作らない
  • 値引きを提示されても総合判断する
  • 営業担当者を批判する必要はない
  • 菓子折りは基本的に不要
  • 営業連絡を止めたいなら明確に伝える
  • 仮契約・建築申込み済みなら書類を確認する
  • 申込金がある場合は返金条件を確認する
  • 本契約後は単なるお断りではなく契約解除として考える

迷ったら、次の文章だけでも十分です。

これまで丁寧にご提案いただきありがとうございました。家族で比較・検討した結果、今回は別の住宅会社へお願いすることに決めましたので、御社での検討を終了させていただきます。これまでご対応いただき、本当にありがとうございました。

ハウスメーカーを断るときに大切なのは、長い言い訳をすることではありません。

感謝を伝えたうえで、契約しないという結論を早めにはっきり伝えることです。

そして最終的な住宅会社は、担当者への申し訳なさではなく、

予算・間取り・性能・施工・保証などを総合的に比較して選びましょう。

※この記事は主に工事請負契約を締結する前の住宅会社への「お断り」を想定しています。建築申込み、設計契約、仮契約、工事請負契約などをすでに行っている場合は、単なる営業上のお断りとは異なるため、署名した書類・約款・申込金や解約条件を確認したうえで対応してください。

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