土地探し

注文住宅の土地の治安はどう調べる?購入前に確認する方法

本記事はプロモーション(PR広告)を含みます。

注文住宅の土地探しをしていると、

「この地域は治安がいいの?」

「不動産会社から静かな住宅街と言われたけど本当?」

「子どもが夜に歩いても大丈夫?」

「犯罪が多い地域かどうやって調べればいい?」

と不安になる方も多いでしょう。

土地の価格・広さ・駅までの距離・日当たりは数字で比較しやすい一方、治安は物件情報だけでは判断しにくい項目です。

しかも、土地を購入して家を建てた後に、

「夜になると街灯が少なくて怖い」

「駅から自宅まで人通りがほとんどない」

「近くで車上荒らしが多いと後から知った」

「子どもの通学路に死角が多かった」

と気づいても、土地そのものを簡単に変えることはできません。

治安を確認するときは、「雰囲気が良さそう」という印象だけではなく、

警察の犯罪情報+現地確認+生活動線

の3つを組み合わせて判断することが重要です。

警察庁では犯罪の認知件数・検挙件数など各種犯罪統計を公開しており、2026年8月には2025年の犯罪情勢の確定値も公表されています。

また、都道府県警察によっては、犯罪の発生場所や種類を地図・オープンデータで確認できる仕組みがあります。例えば警視庁では、侵入窃盗やひったくり、子ども・女性への声かけ等を地図で確認できる犯罪情報マップを公開しています。

この記事では、注文住宅を建てる土地の治安をどう調べるのか、犯罪マップの見方、昼・夜の現地確認、通学路・駅からの帰宅ルート、防犯面で避けたい土地の特徴、住宅側でできる対策まで詳しく解説します。

この記事のポイント

  • 治安は土地購入前に確認する
  • 不動産会社の説明だけで判断しない
  • 警察庁・都道府県警察の犯罪情報を見る
  • 犯罪件数だけで地域を決めない
  • 犯罪の種類も確認する
  • 昼と夜の両方で現地を見る
  • 平日・休日で確認する
  • 駅から家まで実際に歩く
  • 通学路を実際に歩く
  • 街灯の数を確認する
  • 死角になる場所を確認する
  • 空き家・空き地を確認する
  • 公園や駐車場の夜間状況を見る
  • コンビニ周辺など人が集まる場所も見る
  • 自転車盗・車上ねらいも確認する
  • 侵入窃盗の発生状況も確認する
  • 交通事故リスクも合わせて見る
  • 周辺施設・用途地域も調べる
  • 家の防犯設備だけで土地の弱点を補えるとは限らない
  • 子ども・老後まで考えて判断する

結論|土地の治安は「犯罪統計・現地・生活時間帯」の3つで確認する

注文住宅の土地の治安を調べるときは、

1.警察の犯罪情報を見る

2.現地を歩く

3.自分たちの生活時間帯で確認する

この3つを組み合わせることをおすすめします。

犯罪統計だけでは、

道が暗い

人通りが少ない

見通しが悪い

という現地の状況までは分かりません。

一方、

「静かできれいな住宅街だった」

という現地の印象だけでは、過去の犯罪発生状況までは分かりません。

そのため、

データと現地確認の両方が必要

です。

さらに重要なのが、

自分たちが実際に使うルート

です。

例えば地域全体では問題が少なくても、

駅から家までの道

だけが、

  • 街灯が少ない
  • 人通りが少ない
  • 高い塀が続く
  • 空き地が多い
  • 見通しが悪い

なら、夜間の帰宅に不安を感じる可能性があります。

土地を買う前には、

「地域の治安」ではなく「自宅を中心とした生活圏の治安」

を確認してください。

注文住宅の土地選びで治安が重要な理由

治安は、建物完成後に変更しにくい条件です。

例えば、

キッチン収納が足りない

なら家具で補える場合があります。

コンセントが少ない

なら工事で増設できる場合があります。

しかし、

家の周囲が暗い

駅からの道が怖い

近隣の環境が落ち着かない

という問題は、自宅だけでは解決できない場合があります。

【関連記事:土地探しで後悔する人の特徴|買ってはいけない土地のチェックポイント

「治安がいい地域」に絶対的な基準はない

「治安がいい」という言葉には明確な一つの基準があるわけではありません。

一般的には、

  • 犯罪発生状況
  • 交通事故
  • 夜間の人通り
  • 街灯
  • 見通し
  • 地域環境

などを総合的に見ます。

犯罪がゼロなら安全?

そうとも限りません。

犯罪統計は警察が認知した事件をもとにしたデータです。

また、件数が少なくても、

人口が少ない

地域なら単純比較はできません。

警察庁では、犯罪認知件数だけでなく人口10万人当たりの主要罪種別犯罪率なども公表しています。

そのため、

犯罪件数だけで地域をランキングしない

ことが重要です。

まず警察庁の犯罪統計を確認する

土地の治安を客観的に見るために、最初に確認したいのが警察の統計です。

警察庁では、

  • 犯罪認知件数
  • 検挙件数
  • 犯罪率
  • 犯罪種類別データ

などを公開しています。

都道府県レベルの傾向を見る

警察庁の統計では、都道府県別の刑法犯認知件数などを確認できます。

ただし注文住宅の土地探しでは、

都道府県全体

だけでは範囲が広すぎます。

次に、

都道府県警察の地域別データ

を確認します。

都道府県警察の犯罪情報を確認する

自治体によって提供方法は異なりますが、都道府県警察では犯罪発生情報を公開している場合があります。

例えば警視庁では、

  • 侵入窃盗
  • ひったくり
  • 子ども・女性への声かけ等

を地図上で確認できます。

神奈川県警察では、犯罪発生情報をオープンデータとして公開しており、車上ねらいなどのデータも確認できます。

大阪府警察でも犯罪発生情報をオープンデータとして公開しています。

市区町村別データも見る

地域によっては、

市区町村別

罪種別

の犯罪認知件数まで確認できます。

例えば神奈川県警察では、市区町村別・罪名別の認知件数を公表しています。

土地候補を比較するときに役立ちます。

犯罪件数だけでなく種類を見る

「犯罪100件」

という数字だけでは判断しにくいため、どの犯罪が発生しているかを確認します。

土地選びで特に確認したいのは、

侵入窃盗

住宅への侵入リスク

自転車盗

駅周辺や集合住宅周辺などの環境

車上ねらい

駐車場・車生活との関係

ひったくり

徒歩・自転車移動との関係

子ども・女性への声かけ等

通学・帰宅動線との関係

などです。

車生活なら車関連犯罪も見る

注文住宅では、

駐車場2台

3台

という家庭もあります。

その場合は、

侵入窃盗

だけでなく、

  • 車上ねらい
  • 自動車盗
  • 自転車盗

なども確認しておきます。

東京では交通事故も地図で確認できる

治安と同時に確認したいのが、

交通安全

です。

警視庁では犯罪情報マップだけでなく交通事故発生マップも公開し、地域ごとの事故状況を確認できるようにしています。

子どもの通学路や自転車利用が多い家庭では、犯罪だけでなく交通事故リスクも確認してください。

現地は最低でも昼と夜に確認する

犯罪統計を見たら、

次に現地確認です。

昼だけ見て土地を決めないことをおすすめします。

昼の現地確認

昼は、

  • 車通り
  • 歩行者
  • 学校
  • 公園
  • 店舗
  • 道路幅
  • 歩道
  • 見通し

を確認します。

夜の現地確認

夜は、

  • 街灯
  • 人通り
  • 店舗の営業状況
  • 駅からの帰宅者
  • 暗い道路
  • 空き地
  • 公園
  • 駐車場

を確認します。

昼は安全そうでも夜は違う

昼間は、

通学

買い物

配達

などで人通りがあっても、

夜になると急に人が減る地域があります。

特に、

住宅専用地域

郊外

駅から離れた地域

では確認してください。

【関連記事:駅から遠い注文住宅で後悔しない土地・車生活・買い物・通学の考え方

駅から土地まで実際に歩く

電車通勤・通学をするなら必須です。

物件情報に、

「駅徒歩15分」

と書いてあるだけでは、

道の環境

までは分かりません。

実際に、

候補地

まで歩きます。

確認するポイント

  • 街灯はあるか
  • 歩道があるか
  • 道が狭くないか
  • 車通りが多すぎないか
  • 人通りがあるか
  • 死角が多くないか
  • 空き家が多くないか
  • 夜営業の店舗があるか
  • 踏切があるか
  • 公園を通るか
  • 地下道を通るか

を確認します。

最短ルートだけ見ない

地図アプリでは、

最短ルート

が表示されることがあります。

しかし実際には、

暗い

狭い

歩道がない

という可能性があります。

その場合、

安全なルート

では徒歩時間が長くなることもあります。

子どもの通学路を歩く

子育て家庭では、

駅だけでなく、

学校

自宅

も確認します。

通学路で確認したい場所

  • 狭い道路
  • 横断歩道
  • 信号
  • 見通しの悪い交差点
  • 公園
  • 空き地
  • 用水路
  • 駐車場
  • コンビニ
  • 人通り

です。

【関連記事:子育てしやすい地域で注文住宅を建てるには?学校・公園・治安・生活動線の考え方

街灯を確認する

夜間の土地確認では、

街灯の位置

を見ます。

土地そのものの前に街灯があっても、

駅から家までの途中が暗ければ不安が残ります。

明るさは夜にしか分からない

日中に、

「街灯がたくさんある」

と思っても、

夜に実際どれだけ明るいか

は分かりません。

可能であれば実際の帰宅時間帯に歩きます。

見通しの悪い場所を確認する

犯罪リスクを考えるときは、

死角

も重要です。

例えば、

  • 高い塀
  • 生け垣
  • 空き家
  • 立体駐車場
  • 地下道
  • 建物裏
  • 河川沿い
  • 公園脇

などです。

角を曲がった先が見えるか

特に子どもが通る道路では、

道路形状

も見ます。

塀や建物で、

自転車

歩行者

が見えにくくないか確認してください。

空き家を確認する

候補地周辺を歩いて、

空き家が多くないか

確認します。

一軒あるだけで危険とはいえません。

しかし、

空き家

空き店舗

管理されていない土地

が多数あるなら、地域の将来性も含めて確認しておきたいところです。

管理状態を見る

例えば、

  • 草が伸び放題
  • 郵便物がたまっている
  • 建物が壊れている
  • 塀が倒れそう
  • 夜間真っ暗

などを確認します。

空き地も見る

現在空き地だから、

静か

日当たりがいい

とは限りません。

将来建物が建つ可能性があります。

公園は昼と夜を見る

公園が近い土地は、

子育てに便利

というメリットがあります。

一方、

夜になると人が集まる

駐車場として利用される

など、昼とは雰囲気が変わる場合があります。

公園を見るポイント

  • 夜間照明
  • ベンチ
  • トイレ
  • 駐車場
  • 出入口
  • 見通し
  • 夜の利用者

を確認します。

コンビニが近い=安全とは限らない

夜でも明るく人目があるというメリットがあります。

一方、

車や人の出入り

深夜利用者

騒音

が気になる場合もあります。

「近い方が安心」

だけで判断しないことが大切です。

大型駐車場を確認する

近くに、

スーパー

コンビニ

商業施設

コインパーキング

などがある場合、

昼と夜の利用状況を確認してください。

駐車場は時間帯で環境が変わる

昼間は買い物客中心でも、

夜間は人が少ない

というケースがあります。

住宅の窓・庭・駐車場が大型駐車場に面する場合は、

視線

騒音

防犯

も確認します。

ゴミ置き場もチェックする

治安とは少し違いますが、

地域管理の状態を見る参考になります。

例えば、

  • ゴミ出しルールが守られている
  • 清掃されている
  • カラス対策されている

などを確認します。

【関連記事:土地契約後にゴミ置き場が近いと気づいたら?注文住宅でにおい・虫・収集音に後悔しない確認ポイント

落書き・放置自転車なども確認する

一つ見つかっただけで、

「治安が悪い」

とは判断できません。

ただし、

  • 落書き
  • 放置自転車
  • 不法投棄
  • 壊れた街灯
  • 管理されていない公園

などが複数目立つ場合は、

地域の管理状況を確認する材料になります。

交番までの距離だけで判断しない

「交番が近いから安全」

とは限りません。

治安は、

交番の距離

だけでは判断できません。

犯罪情報や現地環境を合わせて確認します。

国土交通省の不動産情報ライブラリも使う

治安そのものの犯罪マップではありませんが、

土地周辺の環境を調べる

ためには国土交通省の不動産情報ライブラリも役立ちます。

不動産情報ライブラリでは、

  • 学校
  • 小中学校区
  • 医療機関
  • 福祉施設
  • 防災情報
  • 用途地域
  • 地価
  • 不動産取引価格

などを重ね合わせて確認できます。

2026年6月には、都市計画情報や指定緊急避難場所などのデータ更新も行われています。

用途地域も確認する

現在は静かな場所でも、

周辺の用途地域によって、

将来どのような建物が建つ可能性があるか

を考える材料になります。

例えば、

住宅中心

なのか、

店舗・事業所も建てられる地域なのか

によって環境が変わる可能性があります。

防災と治安は別々に確認する

犯罪が少ない地域でも、

洪水

土砂災害

などのリスクが高い場合があります。

治安が良いという理由だけで土地を決めず、

ハザード情報も別途確認してください。

不動産情報ライブラリでは、洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域などの防災情報も確認できます。

【関連記事:ハザードマップで注文住宅の土地選び|後悔しない災害リスクの見方

平日と休日の両方を見る

地域の雰囲気は曜日でも変わります。

平日

  • 通勤
  • 通学
  • 配送車
  • 工場・事業所
  • 学校

などが動きます。

休日

  • 公園
  • 商業施設
  • レジャー客
  • 近隣住民

などの利用状況が変わります。

「静かだった」の理由を確認する

土地見学を、

日曜午前

にしたところ静かだった。

しかし平日は、

近くの事業所へ車が多数出入りする

という可能性もあります。

最低でも曜日・時間帯を変えて確認してください。

雨の日も余裕があれば確認する

雨の日には、

  • 道路の暗さ
  • 車の水はね
  • 歩道の歩きにくさ
  • 傘を差した状態での視界

などが分かります。

治安そのものではありませんが、子どもの通学・夜の帰宅の安全性を見るうえで役立ちます。

土地周辺を車だけで確認しない

土地見学では、

車で現地

土地を見る

帰る

となりがちです。

これでは、

歩行者目線

が分かりません。

最低10~15分は周辺を歩く

候補地を中心に、

  • 駅方向
  • 学校方向
  • スーパー方向
  • 公園方向

へ歩いてみます。

土地から半径数百メートルだけで決めない

生活圏はもっと広い場合があります。

特に、

学校

スーパー

病院

までのルートを確認します。

不動産会社に聞くこと

候補地を見つけたら、不動産会社へ質問します。

周辺環境

  • 夜間の人通りはどうですか?
  • 近隣に空き家はありますか?
  • 近くに深夜営業店舗はありますか?
  • 周辺で騒音トラブルはありますか?
  • 近隣住民から聞いている問題はありますか?

土地周辺

  • ゴミ置き場はどこですか?
  • 公園・駐車場はどこですか?
  • 通学路はどこですか?
  • 街灯はどこにありますか?

ただし、不動産会社の回答だけで最終判断せず、自分でも現地を確認してください。

住宅会社にも現地を見てもらう

土地を購入する前に、候補地を住宅会社にも見てもらうことをおすすめします。

住宅会社なら、

  • 窓の位置
  • 玄関位置
  • 駐車場
  • 外構
  • 防犯
  • 視線

まで含めて建物計画を検討できます。

防犯性は間取りでも変わる

同じ土地でも、

玄関

駐車場

の配置によって防犯性は変わります。

玄関を道路から完全に隠しすぎない

プライバシーを重視して、

玄関を完全に奥へ隠す

と、人目からも見えなくなる場合があります。

「外から見えない=防犯上有利」

とは限りません。

大きな窓の位置を確認する

道路や隣家から見えにくい場所へ大きな窓を配置すると、

外部から侵入に気づかれにくい

という面も考えます。

勝手口も確認する

勝手口を設置する場合、

建物裏

隣家から見えない場所

になることがあります。

必要性と防犯対策をセットで検討してください。

【関連記事:勝手口はいらない?注文住宅で後悔しない必要性と位置

防犯カメラを付ければ治安は気にしなくていい?

そうではありません。

防犯カメラ

センサーライト

防犯ガラス

などは有効な防犯対策の選択肢ですが、

駅から家までの暗い道

や、

地域全体の環境

までは変えられません。

土地選びと住宅防犯は別々に考えてください。

外構も防犯に関係する

注文住宅では建物だけでなく、

外構

まで考えます。

例えば、

高い塀で完全に囲う

とプライバシーは高まりますが、敷地内が外から見えにくくなる可能性があります。

見せる・隠すのバランス

防犯では、

適度に見通しを確保しながら、

室内は見えにくい

という設計を考えます。

センサーライトの位置

玄関

駐車場

建物側面

勝手口

など、夜間に暗くなる場所を確認します。

子育て家庭は「子どもの目線」で確認する

大人が、

「駅まで問題なく歩ける」

と感じても、

小学生には危険な場所があります。

例えば、

  • 高い塀で車が見えない
  • 押しボタン信号がない
  • 歩道がない
  • 大型車が多い
  • 夜暗い
  • 公園脇を通る

などです。

子どもが一人で歩く時間を想定する

小学校低学年

中学生

高校生

では行動範囲も変わります。

現在だけでなく、

10年後の生活

も想像してください。

共働きなら夜の帰宅を確認

共働き家庭では、

保育園

学童

から夜に帰宅することがあります。

土地確認を昼間しかしていないと、

実際の生活時間帯との差が大きくなる可能性があります。

老後も考える

若いうちは、

車で移動

できても、

将来運転しなくなる可能性があります。

すると、

徒歩

公共交通

で移動する時間が増えます。

老後も住み続けるなら、

  • 夜でも歩きやすい
  • 歩道がある
  • スーパーが近い
  • 病院が近い
  • 公共交通が使える

ことも確認してください。

【関連記事:老後も暮らしやすい地域で注文住宅を建てるには?病院・買い物・交通・段差対策

治安と土地価格をどう考える?

人気の住宅地は土地価格が高い場合があります。

しかし、

「高い土地=治安が良い」

とは限りません。

逆に、

「安い土地=治安が悪い」

とも限りません。

土地価格は複数の要因で決まる

  • 駅距離
  • 土地面積
  • 形状
  • 道路
  • 用途地域
  • 需要

など多くの条件があります。

国土交通省の不動産情報ライブラリでは、地価公示や実際の不動産取引価格等も確認できます。

「治安のために予算オーバー」は避ける

治安を重視することは大切ですが、

土地予算を大幅に超え、

住宅ローン返済が苦しくなる

のも問題です。

【関連記事:土地の予算はいくらにする?土地と建物の理想的な配分を解説

治安が気になる土地を買う前の7ステップ

ステップ1|警察庁の犯罪統計を見る

まず都道府県レベルの傾向を確認します。

ステップ2|都道府県警察の地域データを見る

犯罪情報マップや市区町村別統計が公開されていないか確認します。

ステップ3|犯罪の種類を見る

件数だけでなく、

侵入窃盗

自転車盗

車上ねらい

などを確認します。

ステップ4|昼に現地を見る

道路・公園・学校・交通量を確認します。

ステップ5|夜に現地を見る

街灯・人通り・死角・店舗を確認します。

ステップ6|生活ルートを歩く

駅・学校・スーパーまで歩きます。

ステップ7|住宅会社にも見てもらう

土地条件に合わせて玄関・窓・外構などを検討します。

治安チェックリスト

犯罪情報

  • 警察庁の犯罪統計を確認した

  • 都道府県警察の犯罪情報を確認した

  • 市区町村別の犯罪情報を確認した

  • 侵入窃盗の発生状況を確認した

  • 自転車盗の発生状況を確認した

  • 車上ねらい・自動車盗を確認した

  • 子ども・女性への声かけ等の情報を確認した

昼間

  • 人通りを確認した

  • 車の交通量を確認した

  • 歩道を確認した

  • 公園を確認した

  • 空き家・空き地を確認した

  • 周辺店舗を確認した

夜間

  • 街灯の位置と明るさを確認した

  • 夜間の人通りを確認した

  • 暗い道路を確認した

  • 死角になる場所を確認した

  • 公園の夜間状況を確認した

  • 駐車場の夜間状況を確認した

生活動線

  • 駅から土地まで歩いた

  • 学校から土地まで歩いた

  • スーパーまで歩いた

  • 最短ルート以外も確認した

  • 子どもが一人で歩く場合を想定した

  • 夜の帰宅時間帯に確認した

土地・建物

  • 玄関位置を確認した

  • 大きな窓の位置を確認した

  • 勝手口の必要性を確認した

  • 駐車場の見通しを確認した

  • センサーライトの位置を確認した

  • 防犯カメラを設置する場所を検討した

  • 外構で死角が増えないか確認した

よくある質問

注文住宅を建てる地域の治安はどう調べればいい?

まず警察庁・都道府県警察の犯罪情報を確認し、その後に現地を昼・夜の両方で確認してください。

都道府県警察によっては犯罪発生情報を地図やオープンデータで公開しています。

犯罪件数が少なければ治安はいい?

件数だけでは判断できません。

人口規模や犯罪種類も異なるためです。

警察庁では人口10万人当たりの主要罪種別犯罪率なども公表しています。

夜も土地を見に行った方がいい?

おすすめです。

街灯・人通り・店舗・公園などは昼と夜で状況が変わります。

駅近なら安全ですか?

駅近だから必ず安全とは限りません。

人通りが多いメリットがある一方、繁華街・店舗・交通量など別の問題がある場合があります。

【関連記事:駅近の注文住宅で後悔しない土地・騒音・駐車場・防犯の考え方

駅から遠い土地は危険?

必ずしもそうではありません。

ただし夜間の人通り・街灯・帰宅ルートは確認してください。

交番が近ければ安心?

交番までの距離だけでは判断できません。

犯罪発生状況・道路・夜間環境も確認してください。

子育て家庭で特に見るポイントは?

通学路・公園・交差点・街灯・人通り・声かけ事案などを確認します。

犯罪マップは全国どこでもありますか?

提供方法は都道府県警察によって異なります。

地図形式のほか、統計表・オープンデータなどで公開されている場合があります。

不動産情報ライブラリで犯罪情報は確認できますか?

不動産情報ライブラリは犯罪情報専用サービスではありません。

一方、学校・医療機関・防災・用途地域・地価など、土地周辺を総合的に確認するための情報を重ねて表示できます。

防犯カメラがあれば治安を気にしなくていい?

違います。

防犯カメラは自宅周辺の防犯対策ですが、駅や学校から家までの地域環境は変えられません。

土地を契約してから治安が気になった場合は?

まず犯罪情報・現地環境を確認し、まだ契約前の手続き段階であれば契約条件を確認してください。

一度土地契約を締結した後は、「思っていたより治安が不安」という理由だけで自由に解除できるとは限りません。

そのため、治安確認は土地契約前に行うことが重要です。

【関連記事:土地契約前に確認すること|注文住宅で失敗しない重要事項説明書の見方

まとめ|治安は「地域名」ではなく自宅周辺の生活ルートまで調べる

注文住宅の土地を選ぶとき、

「○○市は治安がいい」

「○○駅周辺は住みやすい」

という評判だけで判断するのはおすすめできません。

同じ市内でも、

駅前

住宅街

幹線道路沿い

公園周辺

郊外

では環境が異なります。

まず警察庁や都道府県警察の犯罪情報を確認します。

警察庁では犯罪認知件数など各種統計を公開しており、都道府県別や人口10万人当たりの主要罪種別犯罪率などを確認できます。

さらに都道府県警察によっては、

犯罪情報マップ

市区町村別犯罪統計

犯罪オープンデータ

などを公開しています。

そのうえで、

実際に現地を歩いてください。

特に、

平日

休日

で環境が変わる場合があります。

確認するのは、

  • 街灯
  • 人通り
  • 歩道
  • 公園
  • 空き家
  • 空き地
  • 駐車場
  • 店舗
  • 死角
  • 交通量

です。

さらに、

駅から家

学校から家

スーパーから家

という自分たちの生活ルートを実際に歩きます。

土地選びで大切なのは、

「この地域は治安が良いか?」ではなく、「自分たちが毎日使う場所と時間帯で安心して暮らせるか?」

という視点です。

そして治安だけで土地を判断するのではなく、

  • 災害リスク
  • 土地価格
  • 通勤
  • 通学
  • 買い物
  • 病院
  • 道路
  • 将来の生活

まで含めて比較してください。

国土交通省の不動産情報ライブラリでは、地価・周辺施設・防災・都市計画などを重ねて確認できます。

注文住宅は、一度建てれば長期間住む可能性があります。

家の設備は交換できます。

間取りも一部なら改修できます。

しかし、

土地の場所そのものは簡単には変えられません。

土地契約を急ぐ前に、

犯罪データを見る

昼に歩く

夜に歩く

家族の生活ルートを確認する

住宅会社にも現地を確認してもらう

という順番で調べることが、治安面での後悔を防ぐポイントです。

※犯罪統計や犯罪情報マップは、警察が把握・公表している情報をもとにしたものであり、特定地域の将来の安全性を保証するものではありません。また、公表内容や更新頻度、対象犯罪は都道府県警察によって異なります。土地の治安を判断するときは、統計だけで決めず、複数の時間帯で現地を確認し、必要に応じて不動産会社・住宅会社・地域の警察等にも確認してください。

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